VR RockのValve Index用補正レンズを購入してみた
VR HMD用の補正レンズといえばVRsatileが有名ですが、最近では国内大手メガネメーカーのJINSからPICO4用の補正レンズが発売されるなどバリエーションも増えてきた印象です。
今回はValve Index用のオーダーメイド補正レンズをVR Rockというメーカーから購入したのでレビューします。
購入の経緯
元々Valve Indexを購入した際からVRsatileを使用していました。
VRsatileは各種HMDに対応できる汎用品となっており、ゴムシートで調整することで固定する方式なのですが、長期間使用していることもあってかゴムシートがずれたり固定が甘くなってきてフェイスカバーを外そうとするたびにVRsatileが外れて落下したり、最近では上を向いた時にずり落ちてくるようになってきました。
このような経緯から、Valve Index専用で構わないのでしっかりと固定できる補正レンズを探していたところVR Rockを見つけました。
買ってみる
VRsatile作成時に眼科で発行してもらった眼鏡の処方箋が残っていたので、そのデータを元に商品ページに入力していきます。
補正の度数やブルーライトカット、アンチグレアフィルターの有無によって追加料金がかかりますが、何もなければ$59とオーダーメイドにしては安い印象です。(円安の影響で想定よりは高くなりましたが…)
わたしはブルーライトカットもアンチグレアフィルターもつけませんでした。
送料は日数によって変わり、10〜15日で$8、5〜10日と短い日数なら$19かかります。
ゆっくりな方で注文しましたが、11/15注文→11/20到着と5日間で到着しました。
届いた
イヤホンケースのような円形のケースに入っていました。
複数人でHMDをシェアするなら分かりますが、基本的につけっぱなしなのであまり意味はないような...。
補正レンズ本体はValve Indexのレンズ同様、円の一部を切り取ったような形状をしており、左右間違えることのないようL/Rの表記があります。
コの字をしており、HMDのレンズを覆うようにはめ込みます。
ゆるくもなく、きつくもないちょうど良い硬さではまりました。
使用感ですが、ズレないという安心感が大きいです。
オーダーメイドなので視力補正も全く問題ありませんでした。
気になる点があるとすれば、目線を横にずらした際など、レンズの端を見るような状況において白い反射のようなものが見えることがあることですね。VRsatileでも似たような反射は見えていたのですが、VR Rockの方が度合いが強いように感じます。
まとめ
VR Rock製の補正レンズを使用してみました。
値段も他と比べて安価ですし、乱視にも対応したオーダーメイドでレンズの質も悪くないと思います。
最も気になっていた固定の不安定さが解消されたので満足しています。