【VRChat】アバターの頭と身体の明るさが合わないときのチェック項目
2022/01/29 更新(SceneLights Hi-Cut Filterについて)
2022/08/22 更新(BoundsUnificatorについて)
VRChatをやっているとワールドによっては頭と身体、また服の明るさが合わないことがあります。
そんなときのチェックすべき項目について、備忘録として書き残しておきます。
また、頭と身体だけでなく、服の設定も一緒に合わせておくと服だけ明るい or 暗いという問題も解決できます。
大抵は色が違うというより、明るさが一致していないために起こるので、そのあたりの設定を見ていくことになります。
※ 解決重視なので正確性を欠く表現があります。
※ すべての項目に対して解説できているわけではありません。
なお、わたしの場合はAnchor Overrideの統一とUnlit Intensity値の統一で解決しました。
- Anchor Overrideを統一する
- Unlit Intensityの値を一致させる (UTS2の場合)
- SceneLights Hi-Cut FilterをActiveにする(UTS2)
- そのほかの方法
Anchor Overrideを統一する
アバウトに言えば光の当たり方の基準の設定です。詳細な説明は省きます。
設定されていなかったり、異なる部位を参照している場合はどこか適当なオブジェクトに統一させましょう。
Anchor Overideの設定のために用意された「Anchor Target」があればそれを、なければArmatureの子階層にある「Hips」でも設定しておきましょう。
なお、"BoundsUnificator"というツールを使用すれば一括でAnchor Overrideを設定できます。
Unlit Intensityの値を一致させる (UTS2の場合)
シェーダーがUnityChanToonShader ver2 (UTS2)の場合、マテリアルの設定項目を開いた下の方にある、Environmental Lightning Contribution SetupsのUnlit Intensityの値を一致させておきます。
ShaderがUTS2のマテリアルの設定を▶から開いて......
一番下にEnvironmental Lightning Contribution SetupsのUnlit Intensityが見つかるはず
1 or 1.5 or 2で設定しておきましょう(だいたいこの3つのどれかの値が多い)
SceneLights Hi-Cut FilterをActiveにする(UTS2)
アバターが明るすぎる(白飛び)するときにチェックしましょう。
Activeにすると白飛びを抑制してくれます。
前述のUnlit Intensityの下にあります。
そのほかの方法
Direction LightsのTypeをPointに変更する
(Hierarchy) Directional Light > (Inspector) Light > Type > Point
これで解決したという報告を見かけたので掲載。
Shaderを変更する
どうしてもダメならShaderの変更を。
テクスチャの色を合わせる
これはもう明るさではなく、そもそも色が合っていない場合。
テクスチャを編集して色を合わせましょう。